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文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2025年5月3日

適応障害

適応障害の症状・原因について

新しい職場での人間関係、慣れない土地での生活、大切な人との別れなど、人生には、誰にとっても「大きな変化」や「ストレスのかかる出来事」が訪れます。 

たとえ表面的にはうまくやっているように見えても、心の中では不安や疲れが積み重なり、ある日突然「何もかもがつらい」と感じてしまうことがあります。 

そんなときに表れる心と体の不調のひとつに、「適応障害」という状態があります。これは、決して特別な人だけがなるものではなく、まじめで責任感のある人ほど陥りやすい心のサインです。 

この記事では、「適応障害とは何か」「どんな症状があるのか」「なぜ起こるのか」そして「どのように向き合っていけばよいのか」をご紹介します。

 

目次

  1. 適応障害とは
  2. 適応障害の症状(具体例付き)
  3. 適応障害の原因
  4. 適応障害の一般的な対応
  5. 病院での対応(適応障害の場合)
  6. 適応障害に対する当院の方針
  7. 患者さんの声1
  8. 患者さんの声2

1.適応障害とは?

「適応障害」とは、ある出来事や環境の変化に対して、心や体がうまく対応できなくなり、日常生活に支障が出てくる状態を指します。 

たとえば、職場での人間関係のトラブルや異動、引っ越し、結婚、離婚など、一見すると誰にでも起こり得る出来事であっても、人によってはその変化に強いストレスを感じてしまい、自分らしく過ごすことが難しくなる場合があります。 

「うまく順応できない自分が悪いのでは?」と思い込んでしまう方も少なくありませんが、適応障害は決して「甘え」ではありません。心が過剰な負荷を受けた結果として起こる反応であり、自分を責める必要はありません。

2.適応障害の症状

適応障害の症状は、心と体の両面に現れます。多くの場合、「ある出来事をきっかけに、いつもと違う状態が続いている」と感じることが始まりです。

感情面の症状
  • 朝起きた瞬間から憂うつな気分になる
  • 不安や焦りが強く、根拠のない心配が頭から離れない
  • ちょっとしたことでイライラしてしまう
  • 感情が不安定で、涙もろくなる
  • 「自分なんていなくてもいい」と自己否定感が強まる
身体面の症状
  • 寝つきが悪く、何度も目が覚める
  • 食欲がない、または過食気味になる
  • 頭痛、胃の不調、慢性的な疲労感
行動面の症状
  • 出勤・登校がつらくなり、遅刻や欠席が増える
  • 家族や友人との交流を避けたくなる
  • 集中力や判断力の低下
  • 好きだったことにも興味が持てなくなる

これらの症状は、「何がストレスの原因なのか」によって現れ方が異なります。周囲の人には見えにくい不調でも、本人にとってはとても大きな負担です。

3.適応障害の原因

適応障害の背景には、外的なストレス要因と、内面的な感じ方や性格傾向の両方が関わっています。

外的なストレス要因
  • 職場の異動、就職、退職、過度な労働時間・環境
  • 家族構成の変化(結婚、離婚、出産など)
  • 引っ越しや生活環境の変化
  • 学校でのいじめや友人関係のトラブル
  • 介護や看病、身近な人との別れ
内面的な要因
  • 責任感が強い、完璧主義
  • 周囲に気を遣いすぎる傾向
  • 自分の気持ちを我慢しやすい
  • 感情の切り替えが難しい

これらが組み合わさることで、環境の変化に適応するのが難しくなり、心と体に不調が表れることがあります。

4.適応障害の一般的な対応

適応障害の状態を和らげるには、まず「今、自分にとって何が負担なのか」を見つけ、可能であればその原因から距離をとることが重要です。

日常でできる工夫
  • 十分な睡眠と休息をとる
  • 信頼できる人に気持ちを話す
  • 感情をノートに書き出す習慣を持つ
  • 散歩やストレッチなど軽い運動を取り入れる
  • 自分がほっとできる時間を意識してつくる

つらいときに無理をし続けるのではなく、「いったん立ち止まって心を整える」ことが大切です。ひとりで抱えきれないと感じたら、早めに誰かに相談することも大きな一歩です。

5.病院での一般的な対応

適応障害の状態が続くときには、精神科や心療内科などの医療機関を「相談の場」として活用することも考えられます。

 

 

医療機関での主な対応

問診・ヒアリング
  • 不調のきっかけや日常の困りごとについて丁寧に話を聞いてもらう
  • 自分の状態を整理するサポートを受けられる
環境の調整に関する助言
  • 必要に応じて休職や勤務調整の提案
  • 家族や職場と連携するための情報提供(診断書など)
心理的サポート(カウンセリングなど)
  • 感情を整理する場として活用
  • 認知行動的なアプローチを通じて思考のクセに気づく
生活習慣へのアドバイス
  • 睡眠・食事・生活リズムの整え方について具体的な提案を受けることも

「今のつらさを軽くするためのヒントを一緒に探す場所」として利用することができます。

6.適応障害に対する当院の方針

当社の3つの特徴について詳しくご紹介いたします。

適応障害の原因を見つける

適応障害を改善するためには、適応障害の原因を見つけなくてはなりません。 

自律神経の疲れの原因は、病院での検査では見つからない場合が多くあります。 

当院では、「触診」と呼ばれる技術で、皮膚にあらわれる体内の好調、不調を診ていきます。 

特に適応障害の場合、過度なストレス、我慢、緊張、ショックなどにより、自律神経のバランスが乱れることにより起こる場合が多々あります。

適応障害改善するためには、自律神経の疲れの隠れた原因を見つける事が必要です。

免疫力を上げる

適応障害でお困りの方の多くは、免疫力が落ちている方が多くおられます。 

免疫力が落ちますと、適応障害がさらに進みます。免疫力の改善は、自律神経の疲れを改善するためには、とても大切な事です。 

残念ですが、薬では免疫力を上げる事ができません。薬を長期間に渡って使われていた方には、免疫力の低下が大きいので大切です。

薬に頼らない(生活習慣の改善を含む)

どうしても長期間、適応障害で苦しまれている方は、薬の量が多くなることもあります。この結果、副作用が出る方もおられます。出来ればご自身の力で良くしていくのが理想です。 

そのため、薬に頼らない様にしていく事が必要です。食事の改善、睡眠の向上、生活習慣の見直しも必要です。

一つ一つ丁寧に対処していくことが自律神経の疲れの改善には重要です。

適応障害は、誰にでも起こり得る心の反応です。 大切なのは「自分の心が今、何を感じているのか」に気づき、無理をしすぎず、自分を大切にすることです。 

心が疲れているときほど、「休むこと」「話すこと」「環境を見直すこと」が力になります。 

当院では適応障害の原因を見つけ、施術を行い、改善を目指します。どうぞあきらめないでください。

患者さんの声 胸が苦しい・息苦しい・呼吸困難

その日は会議があり、自分の順番が近づくにつれて何か胸さわぎが感じられ、発表の際喋っていても喉が詰まる感じがして喋りにくく、発汗や動悸がする症状が現れました。

大阪府枚方市 KHさん 31歳 男性 会社員

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最初の症状が出始めたのは1年前(平成25年10月)頃でした。いつものように仕事に行きました。その日は会議があり、自分の順番が近づくにつれて何か胸さわぎが感じられ、いつもと違う感じがしていて、発表の際喋っていても喉が詰まる感じがして喋りにくく、発汗や動悸がする症状が現れました。それが最初の症状でした。

それからというもの、いつもと違い朝起きても目覚めが悪くすっきりしない日々が続き、仕事に対する意欲も下がり、悩ましい日々が続きました。

嫁の方も、私が症状を感じられた2ヵ月程前から、不明な症状に悩まされていました(食欲不振・めまい・吐き気・頭痛・だるさ など)。それからというもの、嫁は仕事を休みがちになり、とうとう長期休暇を取ることになりました。

二人して色々な病院(大学病院など)に行きましたが、症状が治まることはなく最終的に、「自律神経失調症」という診断が下りました。病院から出された症状に対する薬や、自律神経失調症の漢方薬など服用しましたが治らず、辛い日々が続く毎日でした。

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病院の先生から言われた「自律神経失調症」は、特に身体の何かが悪いという訳ではなく、神経の乱れが起こしている症状の為、入院や、周りが病名を聞いて心配するような病気ではなかったので、「気持ちの持ちよう」だとか言われ、周りとの人間関係にまで響くようになり、イライラする日々が増え、人と話すのも嫌になり、仕事を辞めようかと考えることもありました。

ですが、家庭があり、急な退社や長期休暇を取れる状況でもありませんでしたので、とりあえず無理を言って、一週間休むことにしました。一週間休みを頂きましたが、やはり症状は変わらず、どうしたらいいのか、自分達もよく分からなくなり他の病院を探す事にしました。

とうとう待ちに待った初診日。期待と不安が入り混じる中、診察が始まりました。最初に、私が悩みに悩んだ症状を、先生はやさしく聞いてくれました。それで一言、「絶対に治りますから安心して下さい」。それを聞いて一気に肩の荷が軽くなりました。治療を進めていくうちに、みるみる変化が現れ、びっくりしました。

まずは、朝の目覚めが良くなり、仕事に行くのが楽な気持ちになりました。今まではやる気が出なくて、休みの日も何をするでもなく家にこもりっぱなしだったのが、嫁の方も体調が良くなり、今では二人で外に出かけることが多くなりました。他の症状も、今では殆ど出なくなり、快適な生活を取り戻せた感じです。

今でも通院させて頂いていますが、先生のお言葉から「まだまだ良くなりますから頑張っていきましょう」と、「再発しないところまでもっていきますから」と言われて本当に心強い限りです。

今でも嫁と二人して治療日が楽しみで仕方ありません。いつもやさしく笑顔で迎え受けてくれる受付のお姉さん。行くだけで楽な気持ちにさせてもらいました。お姉さんも勧めてくれた漢方酵素を飲んでからは、さらに身体がよくなり、今では二人して飲まずにいられない状態です。ありがとうございました。

横幕先生は私達にとって希望でした。今では神みたいな存在です。いつもやさしく話を聞いて頂き、小さな事も相談しやすかったです。まだ治療中ですが、これからも嫁と二人、宜しくお願い致します。

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

患者さんの声 パニック障害

パニック障害という病気で急に息苦しくなったり、不安感が出たりと薬による毎日が続き食事もおいしく感じなく外食も苦だった。少しずつですが以前の身体の状態がうそのようです。薬もなくしていけると勇気をもらえます。

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神戸市 30歳代 女性 パート

Q1.当院の鍼灸治療を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?

パニック障害という病気で急に息苦しくなったり、不安感が出たりと薬による毎日が続き食事もおいしく感じなく外食も苦だった。

Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?

薬をやめる事ができない先が全く見えなく内向的な性格になりつつあった。
人とのコミュニケーションをとるのが嫌だった。

Q3.実際に当院の鍼灸治療を受診してみて、どのように感じましたか?

最初は本当にうたがっていたが通院をして1年、2年が経過すると本当に気持ちに余裕が生まれてきました。少しずつですが以前の身体の状態がうそのようです。薬もなくしていけると勇気をもらえます。
本当に良くなっているのでこれからも宜しくお願いします。

Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。

感謝しかありません!

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

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