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起立性調節障害(起立性低血圧)

文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年2月12日

起立性調節障害(起立性低血圧)

起立性調節障害の症状・原因について

起立性調節障害は、思春期に多い病気とされます。何らかの原因で血圧が上がらず、朝起きる事が出来ない、吐き気、めまい、頭痛などの身体的症状が出ます。また、不安感、やる気が出ない、イライラするなどの精神的な症状が合わせて出やすくなります。

起立性調節障害の症状が強くなりますと、学校に行けなくなるなどの不登校の原因にもなります。実はこの症状でお悩みの方は非常に多くおられます。

ただ、周りに起立性調節障害でお困りの方がおられない場合は、自分だけが特別なのではないかとお悩みになられます。

起立性調節障害は、病院でも原因不明・治らないと言われる事が多い病気です。このためお悩みの方が多くおられます。起立性調節障害は、原因を見つけ、しっかりと治療をすれば良くなる病気です。

このページでは、起立性調節障害を改善するために、起立性調節障害の症状・原因などについて詳しく説明しております。

【目次】

  1. 起立性調節障害とは?
  2. 起立性調節障害の症状
  3. 起立性調節障害の原因
  4. 起立性調節障害の一般的な対処方法
  5. 起立性障害に対する当院の方針
  6. 患者さんの声1
  7. 患者さんの声2

1.起立性調節障害とは?

起立性調節障害(起立性低血圧)とは、自律神経失調症の一種ではありますが、とくに年代が10歳から17歳ぐらいの成長期にある子供さんが発症する病気です。朝、体がだるく起きることができず、体調の不良から遅刻や不登校になるケースが多くなります。

起立性調節障害(起立性低血圧)という病気は、昭和30年代終わり、40年代頃から指摘され始めました。1年間で身長が10センチ以上も伸びるほど発達する時期に、割合としては全体の5%から10%未満の、男子よりも女子の方が発症しやすい傾向にあります。

当初は思春期の「甘え」「精神のたるみ」が原因といった見解から、厳しい叱責が与えられ、起立性調節障害(起立性低血圧)の子供さんはつらい思いをしてきました。平成に入って以降、起立時の血圧異常を示すデータなど科学的根拠から、自律神経に係わる病気として扱われるようになりました。

自律神経は、交感神経と副交感神経が交互にバランスをとりながら、人間の体が活動、または休養するための体内システムです。起立性調節障害は、この自律神経の乱れに起因しています。なぜ起こるのか、そのメカニズムは解明されていませんが、著しい成長期の生理的な要因があるとの憶測があります。

2.起立性調節障害の症状

起立性調節障害(起立性低血圧)の症状に、先述した「起床が困難」ということがあります。交感神経が目覚めて人間の体も活動を始めるのですが、そのスイッチがオンにならないのです。正常な場合から半日ほど活動期がずれてしまい、夕方以降は元気になります。そのため、今度は休養するべき夜間には眠れないという悪循環に陥ります。

他の症状として、循環器に関するものが多く出ます。人間が起き上がる、体の向きを変える際に、本来は自律神経が血流の滞りを防ぎ、血圧をコントロールする機能が働くのですが、

起立性調節障害(起立性低血圧)では末端の血管がうまく収縮しなくなっています。それにより、立ちくらみ、脳貧血、めまい、といった血流の悪さからくる症状が出るのです。

それ以外にも、強力な肩こりや偏頭痛なども症状としてあげられます。嘔吐や気分のイラつき、しびれや汗をかくなどの症状も伴い、頭痛の前触れとして視覚的に閃光(せんこう)が走るなどの特徴もあります。

また私たちの体は、排尿により体内の塩分を排出するようになっています。通常、午前中から昼頃にトイレへ行く機会が多いのに対し、起立性調節障害(起立性低血圧)の場合、夕方以降から夜間が多いという傾向もあります

3.起立性調節障害の原因

起立性調節障害(起立性低血圧)の原因は、自律神経のアンバランスということになります。とくに血圧を一定に保つ調整ができないのです。

また、立ちくらみやめまいを引き起こす、平衡感覚の不調です。しかし、これらが起こる直接の原因は、いくら検査をしてもわからないことが多いようです。

偏頭痛に関しては、近親者にも同じ病歴を持つ場合があると言われています。つまり、遺伝的要素が多少はあるということです。しかし、これも研究の途中であり、確かな原因とは言い切れないでしょう。

起立性調節障害(起立性低血圧)には、まだ不明とされていることも多いのですが、原因として発症しやすい性格というのはあります。繊細で、周囲に対する気配りができる気質です。幼少期から育てやすかったという親御さんの意見からも、いわゆる「優等生・良い子」である傾向があるようです。

上記の性格と関連して、結果的にストレスをため込みやすいということがいえます。不調を感じても、「心配かけたくないから」と黙っているパターンから、症状が悪化していたということもありがちです。また優しい性格ゆえに、いじめの環境にさらされることも、ケースとしてはあります。

4.起立性調節障害の一般的な対処

起立性調節障害(起立性低血圧)の治療には、早期の対応が必要となります。できれば子供さんの体調不良などの変化に周囲が気づいてあげ、積極的に検査を受けることが大切です。

血液検査、心電図やエックス線、CTやMRIなど、多角的に異常がないか検査をします。起立性調節障害(起立性低血圧)そのものの検査というより、その影に重篤な別の病気が隠れていないかを探る消去法的な意味もあります。

起立性調節障害(起立性低血圧)の症状があらわれた初期の段階で放置してしまうと、難治性になる傾向があります。偏頭痛や過敏性腸症候群うつ病などと合併症を起こし、病状を長年に渡り引きずってしまうことになりかねません。

両親や家族、学校の先生など周囲の大人が連携をとって、不安になっている子供さんの気持ちに寄り添うことが大切です。精神的なサポートをしてあげることで子供さんのストレスを軽減し、思春期の間に起立性調節障害(起立性低血圧)を改善させたいものです。

5.起立性調節障害に対する当院の方針

当院では、起立性調節障害を改善するため以下の鍼灸を行っています。

1.自律神経のバランス

自律神経は、身体を常に一定に保つための働きを行います。ストレスなどに自律神経のバランスは乱れやすくなります。特に若い子供さんはその影響が大きいです。

自律神経のバランスを戻すことにより起立性調節障害を目指します。

2.免疫力の改善

長期間にわたり起立性調節障害の状態でいると免疫力の低下が起こります。本来は自分で治すことができるのですが、それも難しくなります。

病院では免疫力を上げることは難しいのですが、当院では起立性調節障害の改善のため、免疫力を上げることをポイントとしております。

3.薬に頼る生活をやめる

起立性調節障害では様々な薬が出ることが多いです。これから先もある子供さんにはいつまでも薬を使うことをしてほしくないと考えます。生活習慣の改善などを行いながら、薬に頼ることなく、起立性調節障害の改善を行いたいと思います。

起立性調節障害は、自律神経との関連が深い病気です。自律神経のバランスをもとに戻すことが起立性調節障害の改善には大切です。どうぞあきらめないでください。

患者さんの声1 起立性調節障害

私は、中学1年生の時、起立性調節障害という病気にかかりました。この病気にかかってからは、一番大変だったことは、夜が全然寝られなくて、朝もお昼からしか起きれなかったことです。病気も嘘のようによくなって、とても嬉しいです。

兵庫県尼崎市 AYさん 13歳 女性 中学生

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私は、中学1年生の時、起立性調節障害という病気にかかりました。この病気にかかってからは、一番大変だったことは、夜が全然寝られなくて、朝もお昼からしか起きれなかったことです。

お母さんが一生懸命にパソコンで病気のことを調べてくれて、思春期の方に多いものだと分かりました。 

そして、2学期の間、学校に全く行けず、知らない間に、「早く学校へ行きたい!」という気持ちさえ忘れていました。

ある日、お母さんが調べていたら「横幕鍼灸院」にたどりついて、私は、新しい所に行くのはイヤだと思っていたのですが、優しい先生がいて、すてきな音楽がかかっていて、不安を全て取り除いてくれました。 

この場所に来るまで、風邪をひいた時などに行っていたいつもの病院や、整骨院、また違う病院などに行っていましたが、話すのが苦手で、コミュニケーションを取りづらくて…結局1回しか行かなかった所もあって、苦痛でしたが、全然違って、横幕鍼灸院は、日常のなにげない事を話しても、笑顔で聞いて下さり、私にとって、家よりもリラックスできる場所でもあります。

また、病気も、うそのように良くなって、とても嬉しいです。
学校にも行けているし、楽しいことがあったらたくさん笑えるし、先生たちのおかげで今私はとっても幸せです。

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先生方にも話したのですが、私の夢は薬剤師でした。
だけど、今の私の夢はとても苦しい思いをされている患者さん方の不安を無くし、安心させてあげられる優しい鍼灸師になる事です。

これからも頑張って学校に通えます。 

手を差し伸べてくれた先生方に感謝の気持ちしか無いです。

 ありがとうございました。
 これからも、よろしくお願いいたします。

 

〔母親から〕

娘が起立性調節障害により、体が言うことを聞かないばかりか、精神までも病んでしまい、学校へ行けなくなってしまった悪夢の5か月間(昨年の夏休み~冬休み)、親子で格闘していた時はとても長く思えましたが、今となってみれば、この治りにくい病気がこんなに短期間で良くなったことは、本当にありがたいことと、しみじみ感謝しております。

病状は上記の他にも、息苦しさ、首から背中、腰にかけての痛みなど、中学一年生の子どもに一度に起こるようなものとはとても思えませんでした。
すべて自律神経のバランスの乱れによって生じていたようです。 

なによりも困ったのは、朝起こしても、自力で起き上がれず、しかもお昼過ぎまで立つことができなかったことです。
当然学校には行けなく

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なってしまいました。そして症状はさらに悪化していきました。

そこで、最後の頼みの綱と思い、思い切って横幕鍼灸院さんを訪れました。

鍼灸院といえば、年配の方が行く所というイメージがあったのですが、娘も書いていたとおり、院内の雰囲気はとても良く、先生方がとても優しく接して下さったので、何度か通ううちに娘のお気に入りの場所になりました。

電車に乗るのも苦痛になっていたのに、毎週頑張って通えたのはそのおかげだと思います。 

また、まだ子どもですので、女性の小澤先生がおられたことで気持ちの面でかなり楽になる事ができ、リラックスして治療を受けられたようです。

小澤先生は色々な話をしながらローラー鍼で娘の緊張をほぐして下さいました。
私も、小澤先生の「大丈夫ですよ。」と言って下さる笑顔に何度か励まされたことを覚えています。 

横幕先生も、お忙しい中、不安でいっぱいの私の質問や訴えに、いつも丁寧に答えて安心させて下さいました。

「しばらく薬をのんで様子を見ましょう。」などと無責任なことを言う医者とは全く違い、横幕先生は、はっきりと「3か月みて下さい。」とおっしゃいました。
その間段階を踏んで良くなっていくと、まるで絶対に治るのがわかっておられるようでしたので信じてみようと思いました。 

まず、わりとすぐに吐き気がなくなり、次はしばらくかかって頭痛が取れて、だいぶ楽になったようでした。そこからは一進一退を繰り返し

 

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3か月後にはその他の症状もかなり良くなっていました。
夜もわりとすぐに眠れるようになり、娘はとても喜んでいました。 

ただ、学校へはまだ行く気持ちになれず、もうしばらくかかりましたが、横幕さんに通いだしてから4か月後の3学期から何とか思い切って登校できるようになりました。

どんなにホッとしたことでしょうか。

鍼灸治療により、つらい身体症状が治まっていくと共に、気持ちの方もだんだん楽になっていったおかげのようです。

学校へ行けるようになってからは、見る見る回復していきました。低くて気にしていた身長も、ぐんと伸び、不快だった鼻炎もいつの間にか治ってしまいました。 

発症してからもうすぐ一年になりますが、あの時思い切って横幕鍼灸院さんに行って本当に良かったです。でなければ、今だに治らず、学校を休んだままになっていたかもしれません。そう思うとぞっとします。

今は体調維持のために二週間に一度の通院で、一度も学校を休むこともなく頑張れています。

休学中はほどんど勉強できなかったため遅れが心配でしたが、いまでは自分からどんどん勉強するようになり大変驚いています。

母としてはうれしい限りです。 

横幕鍼灸院の皆様、もうしばらくお世話になりますが、娘の病気を治していただいて本当にありがとうございました。

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

患者さんの声2 起立性低血圧

初めて起立性低血圧と診断されました。治りにくい病気と聞き大ショックでした。今では、以前と変わらないまで元気な小学生に戻してもらいました!

兵庫県神戸市西区 HAさん 9歳 女性 小学生

▲クリックで拡大します

元気だった娘がある日突然「気持ち悪い」と。学校も行けない程で、小児科も何軒か受診しました。しばらく様子見てあげてくださいと、それだけでした。脳外科併設の小児科へ行った時、初めて起立性低血圧と診断されました。治りにくい病気と聞き大ショックでした。

でも、吐き気が改善されないので頭部のCTを撮ることになりました。そこで、蓄膿の跡がはっきりと写っていたので耳鼻科へ通うことになりました。

でも、そこで蓄膿の炎症はよくなったはずが、吐き気が相変わらずで、耳鼻科医に「他の病気じゃないですか」といわれてしまい、家でインターネットで必死で娘の症状で検索を繰り返し、やっと横幕先生の鍼灸院に目を止めることができました。

そこからは即断即決で先生に全てをお願いしました。途中で、何回も急に見て頂いたり。でも、先生が初めて言ってくれたんです、治りますよ、良くなります!って。今では、以前と変わらないまで元気な小学生に戻してもらいました。

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

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