文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年1月30日
不安神経症でお困りの方は、常に不安感がつきまとい、いつ症状が襲ってくるのではないかと考えます。具体的な理由をお持ちの方、漠然とした原因をお持ちの方など不安神経症の理由は様々です。
不安な日々が続きますと、頭の中から不安が離れず、日常生活に大きな支障をきたします。病院へ行かれて、薬を頂くのですが、薬の量と種類が増えるばかりで、改善しない事が多々あります。
今後の生活を考えると、いつまでも薬に頼っている訳にはいきません。不安神経症は、原因を見つけ、しっかりと治療をすれば良くなる病気です。
不安神経症を改善するためにはどうしたらいいのか?このページでは、詳しくご説明していきます。
【目次】
不安神経症とはその名の通り、不安を主な主症状とする神経症です。
不安という感情は誰もが抱くものですが、不安神経症は、これといったはっきりとした理由がないのに強い不安や恐怖感を感じ、日常生活に支障をきたすような症状が、長く続く神経の病気です。
このため、不安神経症の方は
といった、病的な不安に襲われます。
この不安による障害は、急性のものと、慢性的なものに分けられます。現在の病気の分類では、不安神経症という病名はなくなっています。
不安神経症は、
などに細かく分類されています。
不安神経症でお困りの方は、慢性的な不安状態が持続している状態が続きます。その不安が気になってしょうがなくなったり、普段の生活が送れなくなったりします。不安な症状が長く続くため、苦痛が大きくなります。症状が落ち着いたとしても、また起きるかもしれない不安で普通の生活が送りにくくなることが特徴です。
不安神経症は、何に不安なのか理由がはっきりしないことで、他人にわかってもらいたくても説明ができず理解されにくい病気です。症状が起こるきっかけは、精神的に強いストレスを感じたり、ショックを受けたりしたことが、引き金になり発症することが多いです。
しかし、特別なにもないにもかかわらず発症することもあります。
不安神経症の症状は、パニック障害によく似ています。
何の前触れもなく、突然動悸や息切れが起こります。呼吸が苦しくなり、身体に危機を感じる恐怖感を持つことがきっかけになり、不安神経症の症状が何度も起こって来ます。またいつ身体に異変が起こるかもしれないと常に不安を感じています。
不安神経症の症状で、特に全般性不安障害は慢性的な不安を中心とした症状が出現します。常に過度の不安や心配がつきまといます。
慢性的な不安による
といった症状も見受けられます。
さらに不安神経症の身体症状として、
などのいわゆる不定愁訴も起こるのが特徴です。
また不安神経症の症状は、
といった様々な不安神経症の症状が出ます。
不安神経症の中でも、パニック障害では、突然の動悸や胸・息の苦しさを伴う強い不安が症状として現れ、死を感じるほどの強い恐怖に襲われます。
不安神経症の症状の特徴から、病院を受診するのですが、原因がわからず様々な診療科受診することが多くあります。日常生活でのストレスによる影響を受けるため、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返します。不安神経症は、自身の体の強い不調により起こる病気です。
一般的に、不安神経症の症状は心理的なストレスによって引き起こされるとされており、女性の患者は男性の倍以上といわれています。
不安神経症の原因は、精神的・ショックや強い心配・悩み・過度なストレスなどの精神的な出来事が原因となり発症することもあります。
特に不安神経症の原因がなくても突然発症することがありますが、やはり強いショックや大きな環境の変化というものが関係しています。
もともと、神経質な方や不安を抱きやすい方に発症することが多いです。
不安神経症の原因としては、過労、睡眠不足、風邪などの体調の悪化、身体的ストレスにより発症する場合もあります。
例えば、身近な人の突然の死を経験したり、大好きな人に裏切られたり、会社からいきなり解雇を言い渡されたりと強いショックをうけることで、身体に不調をきたすことが引き金になったりもします。
不安神経症の症状は、突然、強い症状が現れるというよりは、普段からのストレスの蓄積が不安神経症の原因となり、いつのまにか発症しているというケースがほとんどです。不安神経症は、うつ病とは違いやる気がなくなることは少ないです。
常に不安感や恐怖心に付きまとわれているために、外出することに恐れを感じて引きこもりがちになることも多く、うつ病に間違えられることがあります。
不安神経症と診断された場合、感じている不安は病気によるものであることを受けとめ、根気よく対応していくことが重要となります。また、過労によるストレスや睡眠不足がある場合には、十分な休養をとることも大切です。
不安神経症の症状は、常に不安感に付きまとわれることで、動悸・過呼吸・めまい・ふらつき等の症状が続いたりする症状が見られます。
不安神経症の治療は、不安や恐怖心を抑えるための薬物を用います。使用する薬は,主に抗不安薬を用います。うつ症状がある場合は、抗うつ剤を用いることもあります。
外出や乗り物へも少しずつ挑戦し、自らの不安や心配、恐怖へのイメージを修正しながら、症状を徐々にコントロールできるように促していきます。。
当院では、不安神経症を治すため以下の鍼灸を行っています。
1.自律神経の乱れを治す
自律神経は、身体を常に一定に保つための働きを行います。不安神経症でお困りの方は、自律神経のバランスが乱れ、この結果、不安神経症の症状が出ます。
f特に、交感神経が過敏な状態が続きますと、不安神経症の症状が慢性的になります。
合わせまして、身体をリラックスさせる副交感神経の働きを上げて行きます。身体の緊張が取れていきますと、精神的な負担が軽減されます。この結果、不安神経症の症状が和らいでいきます。
2.免疫力の改善
不安神経症の方は、慢性的な不安・緊張状態のため、身体が冷えている方が多いです。身体の冷えは、血流状態を悪くし、免疫力の低下を引き起こします。
免疫力を引き上げる事により、不安感が出そうな場面、不安感が続く状態でも、ご自身でコントロールできるようになってきます。
特に、また起こるのではないか?というご不安をお持ちの方は、免疫力を上げ、体質改善を行う事が、不安神経症を治すためにはとても大切です。
3.薬に頼る生活をやめる
不安神経症の方は、精神安定剤・睡眠導入剤などの多くのお薬をお飲みです。不安神経症の症状が強い時期には、必要かもしれません。しかし、いつまでも薬を使いたくないと言うのが本音だと思います。
当院の不安神経症の鍼灸では薬を使いません。不安神経症の症状を改善させながら、薬を使わないようにしていきます。
不安神経症の症状が強くなれば、いつあの苦しさが再発するのではないか?と思い、日常生活さえ出来なくなってしまいます。不安神経症は、どなたがなってもおかしくない病気です。
早く元気になられて、出来なかった事、我慢していた事を楽しんで頂けるようになって頂きたいと願います。どうぞあきらめないでください。
兵庫県明石市 本田篤史さん 33歳 男性 会社員
10年ぐらい前に、パニック障害・自律神経失調症と診断を受け、心療内科から安定剤など、いろいろな薬を処方され、医師の指示通り長年、毎日服用してきました。
しかし、不安感や体調の悪さは、なかなか改善されず、何度も医師に相談しましたが、薬を増やされる一方で、「長い目で治していきましょう」と言われ続け、10年近く服用してきました。
いつになれば元気な時の自分に戻れるのだろう。
いつになったら薬をやめることができるのだろう。
もうこのまま体調の悪いまま薬を服用し続けていかなければいけないのかとあきらめかけていた時に、ネットで横幕鍼灸院さんが目にとまりました。他ではない何かすごいものを感じ、もうこれが最後だ、ここしかないと強く思い、すぐに予約の電話をさせて頂きました。
初診予約の電話をさせて頂いた時の対応もとても気持ちが良かったです。それから初診当日は、横幕先生がとても詳しく、親切に説明を頂き、他の病院ではありえないくらい良く話を聞いてくださりました。
その時、横幕先生から必ず良くなります。絶対に治しましょうね。薬も少しずつ減らしていき、薬もやめましょうねと言ってくださり、とても前向きになりました。
そして、治療3回目ぐらいから、身体の変化が感じるようになって行きました。不安感も少なくなり、とても冷たかった足も冷たく感じなくなり、目もスッキリとしていることに気づきました。
横幕先生、いつも本当に熱心でいい治療をしてくださり、ありがとうございました。正直、鍼やお灸がこんなに早く効果があるとは思っていなかったです。これからは、薬をやめる事、もっともっと元気になる事を目標に、先生方にお助けをいただきながら頑張っていきます。
なんでもわかってもらえる本当にいい先生方に出会うことができました。横幕先生、スタッフの方々に、本当に感謝、感謝です。これからもどうぞ宜しくお願い致します。
*個人の感想であり効果を保証するものではありません。
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