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口腔内セネストパチー

口腔内セネストパチーの症状・原因について

口腔内セネストパチーは、口のなかに何らかの異常を感じる症状です。セネストパチーとは体が感じるさまざまな幻覚や異常で、精神疾患のひとつとされます。

セネストパチーはとくに口腔に関して症状を訴えるケースが多く、その場合を口腔内セネストパチーと分類します。

口腔内セネストパチーを治すためには、口腔内セネストパチーの症状・原因・治療について知ることが大切です。

このページでは、口腔内セネストパチーを治したい方のために、口腔内セネストパチーの症状・原因・治療について詳しく説明しております。


【目次】

  1. 口腔内セネストパチーとは
  2. 口腔内セネストパチーの症状
  3. 口腔内セネストパチーの原因
  4. 口腔内セネストパチーの治療

1. 口腔内セネストパチーとは

口腔内セネストパチーとは、歯や歯ぐき、舌やのどの奥など口腔内に関する異常や不快感を症状とする疾患です。

セネストパチーは本来、精神科や心療内科などの分野であつかわれます。

どの部位にも出現する可能性はありますが、口腔内または上半身で症状を訴える方が多いといいます。

口腔内セネストパチーでお悩みの方は、専門医院を受診します。問診の際に訴えられる口腔内の違和感をもとに、さまざまな検査を施します。しかし結果は「まったく異常なし」ということがほとんどです。

現実的に、口腔内セネストパチーの症状で苦しんでいる患者様は釈然とせず、周囲に理解されないことが気持ちの上で負担になります。受診した医療機関によっては、口腔内セネストパチーという病名が判明するまでに時間がかかる可能性もあります。

2. 口腔内セネストパチーの症状

口腔内セネストパチーの症状は、「虫歯による激しい疼き」や「喉が炎症をおこして痛む」といった明確なものではありません。

やや抽象的な感覚で「不快感」に類するものであるといえます。

症状については、各々さまざまな言い方をされますが、歯が浮いた感じがする、異物で口の中がいっぱいになっている、歯ぐきがどろどろと溶けてくる、舌が勝手にねじれる、といった奇妙な表現です。

症状は幻覚であるといえます。しかし口腔内セネストパチーでお悩みの方からすれば、実態はなくても知覚的には体感していることに違いはありません。

何かが口腔内に刺激を与えているはずなので、それを取り除いてほしいのです。

3. 口腔内セネストパチーの原因

口腔内セネストパチーの原因は、先に述べましたように精神的な要素が関係しています。

決して、口腔内に生じる通常の疾患が原因ではないのです。

口腔内に限らず、広い意味でセネストパチー(体が感じる幻覚)の症状が出る疾患を考えてみますと、うつ状態や認知症があげられます。

複数の要因が重なっていることもあり、その場合は原因の特定がむずかしくもなります。

発症しやすい年齢は50歳代以上が多く、身近な人の死や先行きの老いに対する不安、対人関係の悩みなど、不安障害や自律神経の乱れなどが原因のひとつとなります。

また更年期障害や、別の疾患で悩んでいるところに、不安定要素が追加されることで発症することも考えられます。

本来の気質も口腔内セネストパチーの発症にかかわっています。神経質である、何事も完璧にできないと気がすまない、細かいことにこだわる、といった方は、確率として発症する可能性が高くなります。

4. 口腔内セネストパチーの治療

口腔内セネストパチーの治療は、不快感を訴えている部位に問題がないか詳しく検査をする必要があります。

口腔内セネストパチーそのものが発症していると最初から断言できるわけではないのです。

別の疾患である可能性を、全て否定できるか調べることが先決です。

例えば歯の治療がうまくいかなかったことが要因のひとつであれば、満足できる歯の治療を完結させることが肝心です。

その上で、精神的にかかえているものを解決していくことになります。

心理療法士や精神科の医師によるカウンセリングが有効となります。口腔内セネストパチーでは、口腔内の症状も診断でき、なおかつ精神科も専門にしているという医療機関が最も適しているといえます。

口腔内セネストパチーでは、気持ちの折り合いがつけば症状は軽くなります。また環境に問題があるのなら、意図的に変える方法もあるでしょう。ストレスは受け入れる(考え方を変える)か、取り除くか遠ざけるなどして減らしていくことを試みます。

口腔内セネストパチーの重症度はわかりにくのですが、決して治らない疾患ではありません。心が穏やかになるための工夫を、日常生活の中に取りいれるだけで、症状が良くなることも考えられます。どうぞあきらめず、治療をなさってください。

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