自律神経失調症とは、自律神経のバランスが乱れ、さまざまな不調につながる病気です。その症状は不安感・めまい・不眠など、精神面・身体面で多岐にわたります。
自律神経失調症の診断はとても難しく、慎重さが求められます。そのため、身体面・精神面の両面からいろいろな検査が行われ、総合的に自律神経失調症かどうかが判断されます。
いろいろな検査と聞くと身構えてしまいそうですが、個々の検査は簡単なものばかりです。あまり心配する必要はありません。
自律神経失調症を治すためには、自律神経失調症の検査について知ることが大切です。このページでは、自律神経失調症を治したい方のために、自律神経失調症の検査について詳しく説明しております。
【目次】
問診は、自分の状況を詳しく医師に伝える大切な時間です。質問シートを用意している医療機関もあり、それを基にして問診が進められていく場合もあります。
問診の内容から他の病気の可能性なども視野に入れ、話を進めていきます。
問診でよく聞かれることに、以下のようなことが挙げられます。
医師による問診は、最初の診察で行われます。緊張するといつものように話せないかもしれません。事前に整理しておくと安心です。メモをして持参するとよいでしょう。
身体面の検査(除外診断)は、他疾患が隠れていないかを確認するために行われる大切な検査です。
他の病気の可能性を除外するという意味から「除外診断」と呼ばれます。
自律神経失調症を疑い心療内科を受診する方には、2つのタイプがあると考えられます。
(1)他の科を受診したが異常はなく、心療内科を受診した
(2)最初に心療内科を受診した
(1)の場合は、他の病気である可能性が否定されているので、検査結果を心療内科の医師に提示することで、除外診断が省略される場合があります。
(2)の場合は、まず身体的な異常がないかを確認する必要があります。その際に、いくつかの検査が行われます。
除外診断をする際は、必要に応じて以下のような身体面の検査が行われます。
除外診断で身体的な異常が認められなかった場合は、自律神経失調症の可能性が高いということになります。
自律神経機能検査とは、自律神経そのものの働きを調べる検査法です。確実に判定できるわけではありませんが、他の検査と組み合わせて総合的に診断していきます。
自律神経失調症が疑われる際に行う自律神経機能検査には、以下のようなものが挙げられます。
(1)
(2)
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