「自律神経失調症の情報サイト」は、自律神経失調症・更年期障害・パニック障害・起立性調節障害などを中心とした情報を提供する、鍼灸院運営の情報サイトです。
アクセス:阪急電鉄六甲駅より徒歩2分
当サイトへのご質問・お問合せや
ご予約はこちら
※お問い合わせ前によくあるご質問を
必ずご確認ください。
078-891-3590
お電話によるご予約受付は、年末年始・臨時休診を除き、9:00~17:00にて毎日受け付けております。
文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年1月22日
発汗は身体が体温調節をする際に起こる自然な現象です。
暑いときや激しいスポーツをしたとき、緊張したときに汗をかくことは普通のことですが、汗をかくような状況にないときに多量の汗をかく方がいらっしゃいます。
このような症状を多汗症と言います。
多汗症は、全身に汗をかく場合と身体の一部に汗をかく場合とがあります。多汗症のうち、顔に多量の汗をかく状態を顔面多汗症と言います。
多量の汗をかくことはご本人にとって不快なことだと思われますが、その症状が顔に現れると、目立ちやすいため、身体的な苦痛だけでなく精神的な苦痛も伴います。
他人には理解されにくく、人との接触を避けるようになる場合もあり、日常生活に影響が出てきます。
顔面多汗症にはさまざまな対処法があります。少しでも早く多汗症の苦痛から解放されたいものです。
顔面多汗症を改善するためには、顔面多汗症の症状・原因などについて知ることが大切です。このページでは、顔面多汗症を改善したい方のために、顔面多汗症の症状・原因などについて詳しく説明しております。
【目次】
多汗症とは、通常では汗をかかないような状況で多量の汗をかく症状です。ヒトは汗をかくことで体温調節を行っています。
暑い、激しい運動をした、緊張しているなどの理由で汗をかきます。
しかし、同じような状況下で他の人と比べて多量に汗をかく方がいらっしゃいます。
暑かったり、緊張していたりする場合に多量の汗をかく方は「汗かき」、汗をかくような理由がないにもかかわらず多量の汗をかく方は「多汗症」と区別されます。
多汗症は、汗が滴り落ちたりベタついたりして不快感があります。また、通常では汗をかくような状況ではないのに自分だけ多量の汗をかいているので、他人の目やにおいが気になります。
多汗症は汗のかき方によって次のように分けられます。
局所性多汗症は、特に手のひら、足の裏、脇の下によく見られるのですが、顔だけに汗をかく方もいらっしゃいます。
また、多汗症の原因となる病気の有無によって次のように分けられます。
原発性多汗症でお困りの方は、活動的な年齢層の方が多く、精神的苦痛を感じていらっしゃるケースが多く見られます。多汗症のために不安や恥ずかしさを感じ、人と接することを避けることもあります。
多汗症の原因となるような病気がなく、6ヶ月以上、身体の一部から多量の汗が出る場合、次のような項目を基準に判断します。
顔面多汗症とは、局所性多汗症の一つで、顔に多量の汗をかく症状です。顔面多汗症の特徴は、蒸発しにくくベタベタとした汗であることです。
普通、汗腺は身体に必要なミネラルを再吸収し、サラサラとした汗を分泌するのですが、顔面多汗症では汗腺の機能が低下しているため、ミネラルの再吸収がうまくできなくなります。
そのため、ミネラルの混じったベタベタとした汗となるのです。
顔にベタベタとした汗をかくため、不快感があり、メイクが崩れやすい、汗が滴り落ちて書類を汚すなど、日常生活に影響が出てきます。
顔面多汗症では顔に多量の汗をかくため、目立ちやすく、他人の目が気になります。汗をかくような場面でもないのに顔に多量の汗をかいていると、周囲の人から具合が悪いのではないかと思われたり、異常な緊張感があるのではないかと思われたりすることもあるでしょう。
多汗症でなくとも、人は緊張すると汗をかきます。顔面多汗症の方は、顔に汗をかくことを非常に気にされ、そのことによってますます多くの汗をかきやすくなってしまい、悪循環となります。
(1)続発性の顔面多汗症の原因
神経疾患、代謝異常、感染症などさまざまな病気や薬剤性などが考えられます。
①自律神経失調症
自律神経のうち発汗を促す交感神経が異常に興奮することで、顔に多量の汗をかくことがあります。
②更年期障害
更年期ではホルモンのバランスが崩れることにより、暑いわけではないのに多量の汗をかくことがあります。
③糖尿病
高血糖で末梢神経がダメージを受けると、体温のコントロールがうまくできなくなり、暑くなくても顔に多量の汗をかくことがあります。
(2)原発性の顔面多汗症の原因
病気が原因でない場合、運動不足や自律神経の乱れ、遺伝などが考えられます。
①運動不足
運動不足や涼しい場所に長時間いるなどで、ほとんど汗をかかない状態が続くと、心臓から遠い部分の汗腺が働かなくなり、動きの多い顔の汗腺だけが汗を出して体温調節を行うようになります。
②自律神経の乱れ
ストレスによって自律神経のバランスが崩れ、発汗を促す交感神経が過敏になり、多量の汗を出すようになります。
③遺伝
重症の多汗症の場合は、遺伝も考えられます。
④その他
偏った食生活、喫煙、飲酒、不規則な睡眠などがあります。
続発性顔面多汗症の場合は、原因となる病気の改善をすることが大切です。病気が改善すれば顔面多汗症も改善する可能性があります。
原発性顔面多汗症の場合は、内服薬・外用薬などによる治療と、日常生活での対処法があります。
(1)漢方
漢方は自然治癒力を高める働きがあり、汗を抑えることができます。
(2)日常生活での対処法
顔面多汗症でお困りの方は、悩みが大きいものの、対処をせずに放置されることも多いようです。多量の汗をかく原因となっている病気がある場合は、その病気に対処しなければなりませんので、まずは病気がかかわっているかを確認する必要があります。
多汗症の原因として見逃すことのできないのが自律神経です。自律神経とは身体を一定に保つためのシステムです。多汗症でお困りの方の場合、自律神経のバランスの乱れを多く拝見します。
発汗は自律神経にコントロールされます。精神的なストレスなどにより、自律神経は大きな影響を受けるため、多汗症の場合、自律神経の治療を行うことが大切です。
自律神経の状態は、検査で調べることができにくいので、見逃されがちです。この結果、多汗症の原因は不明だと言われたりします。
多汗症でお困りの方は、自律神経の乱れの影響で、不安・イライラ・うつ・動悸・めまい・ふらつき・吐き気・息苦しさなどの自律神経失調症の症状をお持ちの方が多くおられます。
当院では自律神経のバランス・免疫力の改善をポイントとして顔面多汗症の改善を目指します。
病院では原因不明と言われがちな多汗症ですが、まず原因を見つけ、しっかりと改善することが大切です。誰にも相談できず、お一人で悩みがちな多汗症ですが、どうぞあきらめないでください。
Q1.当院の鍼灸治療を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?
多汗症で手のひら、足うら、脇に大量の汗が出る。
特に、話すときに緊張しがちで、汗をかく事が多い。
Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?
握手を求められる際に気になってしまいます。
書類やペン等をぬらしてしまったり、においが気になる。
Q3.実際に当院の鍼灸治療を受診してみて、どのように感じましたか?
初めての鍼灸治療でしたので、始めはとてもこわかったですが、今は定期的に通って疲れをとっています。
少しずつですが人目がないときの発汗が減ったような気がします。緊張やストレスを感じる際も、楽に過ごしていけるように、こちらの鍼灸治療で治していきたいと思っています。
Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。
隣の方々との会話が気にならない設備が整えば、よりリラックスした空間になるかと思います。
*個人の感想であり効果を保証するものではありません。
横幕鍼灸院公式ラインでは、健康に関する情報、季節の過ごし方、お役立ち情報などを発信しております。
また、ラインからもネット予約ができます。ご登録よろしくお願い致します。
ネット予約では、24時間予約・変更・キャンセルが簡単にできます。空き状況もわかります。ぜひご利用ください。
土曜日・日曜日も診察しています。
当院は完全予約制です
078-891-3590
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~13:00 | ○ | 休 | 休 | 休 | ○ | ○ | ○ |
14:00~17:00 | ○ | 休 | 休 | 休 | ○ | ○ | 休 |