更新日:2021年12月19日
季節の変わり目になんとなく体がだるかったり、体の冷えやこりが気になったり、いらいらしたり、といった不調を感じたことはありませんか。その症状、もしかしたら「寒暖差疲労」かもしれません。
寒暖差疲労とは、気温の寒暖差によって自律神経がうまく機能せず、体が疲れてしまう状態のことをいいます。寒暖差疲労は、体の不調のみならず、精神的な不調ももたらすことがあります。
めまい、耳鳴り、不眠、頭痛、肩こり、だるさ、不安やいらいら、落ち込みなど、不調を感じているのに、特に原因が思い当たらない場合や、検査をしても原因がわからない場合は寒暖差疲労の可能性があります。
このページでは、寒暖差疲労でお悩みの方に寒暖差疲労の症状・原因・治療について詳しく説明しております。
【目次】
寒暖差疲労の原因は、寒暖差による自律神経機能の乱れが考えられます。体温の温度調節を担う自律神経は一般的に、寒暖差が7度以上になると自律神経の働きが乱れやすくなると考えられています。
寒暖差疲労の治療は、頭痛やめまい、便秘、下痢など、生じている症状に合わせた薬による治療などが選択されます。しかし、寒暖差疲労にならないための生活習慣の改善や工夫が最も重要です。ここでは、ご自身でできる寒暖差疲労対策をご紹介します。
体を温め、深部体温を高める
体を温めるには入浴が最も効果的です。少しぬるめの38℃~40度の湯船に10分~20分程度浸かりましょう。
生姜など、体を温めるような食べ物を摂取するのもおすすめです。近年、さまざまな種類の温活グッズも販売されているので、そのようなものを利用するのもひとつの方法です。
寒暖差をなくす
寒暖差疲労を改善するには、体に寒暖差を感じさせないことが大切です。エアコンで室内の温度を一定の快適な温度に保つ際には、外の気温との温度差があまり大きくならないように気を付けましょう。
規則正しい生活習慣と適度な運動
バランスの良い食事をきちんと三食摂ることや、良質な睡眠は体力をつけ、体の回復を高めます。また、ウォーキングやストレッチなど適度な運動で筋力や体力をつけましょう。
これら寒暖差疲労の対策を実施することで、寒暖差疲労の症状が緩和されることもあります。ぜひ、日常生活に取り入れてみてください。寒暖差疲労によるつらい症状がある場合は、無理をせずに専門機関で診てもらうようにしましょう。
当院で寒暖差疲労を改善するために以下の治療を行っております。
自律神経を整えて、
寒暖差疲労をしっかりと治療しましょう。
寒暖差疲労では自律神経のバランスが乱れることにより引き起こされます。特に交感神経が強い状態となりやすいです。複数のツボを利用して、副作用なく自律神経のバランスを整えます。
本来免疫力がしっかりしていれば、多少の寒暖差の影響は出にくいものです。何らかの影響により免疫力が落ちている可能性があります。原因を探して、免疫力の改善を行います。
寒暖差疲労では自律神経のバランスの乱れから首肩のコリが強くなっている方が多いです。こちらは非常に不快でもあり、この状態が続くと耳鳴り・めまいなどの症状を悪化させます。刺激の少ない鍼で首肩の緊張を改善します。
寒暖差疲労とは、大きな寒暖差に体が追い付かず、だるさや頭痛、肩こり、冷えなどの体の疲れの症状を引き起こされてしまうことです。これは、体温を調整する自律神経の乱れが原因となっていると考えられます。
寒暖差疲労は、体の不調を感じていても検査で明らかな原因がわからないことが多く、原因不明の不調に悩まされている方も少なくありません。
寒暖差疲労はしっかりと治療すれば良くなる症状です。どうぞ、お一人で悩まないでください。
土曜日・日曜日も診察しています。
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