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自律神経の疲れを改善するツボ押し

文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年10月30日

自律神経の疲れを改善するツボ押し

自律神経とは、体内のさまざまな機能を無意識のうちに調整するシステムです。 

例えば、心拍数、呼吸、消化、体温調節などを管理し、交感神経と副交感神経の2つの部分に分かれています。交感神経は活動的な状態に体を導き、ストレスや緊急時に備えて心拍数や血圧を上げたりして調整します。 

一方、副交感神経はリラックス時に作用し、消化や休息を促します。このバランスが崩れると、自律神経の乱れが生じ、体調不良を引き起こす原因となります。体内が正常に働くためにとっても大切なシステムです。 

このページでは、自律神経の疲れを改善するために効果的なツボについてご説明いたします。 

【目次】

  1.  自律神経が乱れると出やすくなる症状
  2.  ツボ押しのポイント
  3.  自律神経の疲れの改善するツボ
     合谷(ごうこく)
     内関(ないかん)
     足三里(あしさんり)
     神門(しんもん)
     百会(ひゃくえ)
     太衝(たいしょう)
  4.  自律神経の疲れに対する当院の方針
  5.  患者さんの声1
  6.  患者さんの声2

 

1.自律神経が乱れると出やすくなる症状

▲クリックで拡大します

自律神経が乱れると、身体的、精神的な症状が多様に現れます。主な症状としては、以下のようなものがあります。
 

  •  疲労感:十分な睡眠を取っても疲れが取れない。
  •  不眠:眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める。
  •  頭痛:緊張型頭痛や偏頭痛が頻繁に発生。
  •  動悸・息切れ:特に運動をしていないのに心拍数が上がったり、息苦しさを感じる。
  •  めまい:立ちくらみや不安定感。
  •  消化不良:胃痛や便秘、下痢などの消化器系のトラブル。
  •  気分の浮き沈み:イライラや不安感が増し、感情のコントロールが難しい。
  •  冷えやほてり:手足の冷えや顔のほてりが突然現れる。
     

これらの症状は一時的なものではなく、慢性的に続くことが多く、生活の質に大きな影響を与えることがあります。

2.ツボ押しのポイント

ツボ押しは、強すぎず、リラックスできる程度の圧力で行うことが重要です。

また、ツボを押しながら深呼吸をすることで、副交感神経が刺激され、より効果的に自律神経のバランスが整います。

リラックスできる時間に、毎日少しずつ行うことをおすすめします。

3.自律神経の乱れを改善するツボ

自律神経のバランスを整えるためには、ツボを刺激することが効果的です。ここでは、いくつかの代表的なツボを紹介します。

1. 合谷(ごうこく)

合谷は、手の甲にあるツボで、親指と人差し指の骨の間に位置します。このツボは、ストレスや疲労を軽減し、頭痛やイライラにも効果があります。自律神経の乱れを感じたときに、ゆっくりと指で押しながら円を描くようにマッサージすることで、リラックス効果が得られます。

2. 内関(ないかん)

内関は、手首の内側、腕の真ん中あたりにあるツボで、心を落ち着ける効果があります。心拍数を安定させ、動悸や不安感を緩和するのに役立ちます。両手の親指で軽く押しながら深呼吸を繰り返すことで、リラックス効果が高まります。

3. 足三里(あしさんり)

足三里は、膝の外側、膝下約4指幅のところにあるツボです。消化器系のトラブルや疲労回復に効果があり、全身の調子を整える役割も果たします。このツボを刺激することで、胃腸の働きが活発になり、リラックス効果が期待できます。

4. 神門(しんもん)

神門は、手首の小指側にあるツボです。このツボは、副交感神経を活性化させる効果があり、心を落ち着かせ、リラックスした状態を作り出します。心身の緊張をほぐし、ストレスの軽減に役立つため、緊張感や不安感があるときに押すと効果的です。

5. 百会(ひゃくえ)

百会は、頭のてっぺんにあるツボで、自律神経全体のバランスを整える効果があります。精神的な疲れや頭痛、不眠に効き、心身の緊張を解きほぐすのに役立ちます。このツボは、指で軽く押しながらゆっくりと深呼吸をするとリラックス感が得られます。

6. 太衝(たいしょう)

太衝は、足の甲にあるツボで、足の親指と人差し指の間に位置します。イライラや感情の不安定さを解消し、リラックス状態を促す効果があります。自律神経の乱れからくる感情の不安定さや、怒りっぽさを感じたときに押すと効果的です。

4.自律神経の疲れに対する当院の方針

自律神経の疲れの原因を見つける

自律神経の疲れを改善するためには、自律神経の疲れの原因を見つけなくてはなりません。自律神経の疲れの原因は、病院での検査では見つからない場合が多くあります。 

当院では、「触診」と呼ばれる技術で、皮膚にあらわれる体内の好調、不調を診ていきます。 

特に、自律神経の疲れの原因は耳の内部の炎症によるものが多く見受けられます。自律神経の疲れを改善するためには、自律神経の疲れの隠れた原因を見つける事が必要です。

免疫力を上げる

自律神経の疲れの症状を長年お持ちの方は、免疫力が落ちている方が多くおられます。

免疫力が落ちますと、自律神経の疲れの症状がさらに進みます。免疫力の改善は、自律神経の疲れを改善するためには、とても大切な事です。 

ところが残念ながら、薬では免疫力を上げる事ができません。薬を長期間に渡って使われていた方には、免疫力の低下が大きいので大切です。

薬に頼らない

どうしても長期間、自律神経の疲れで苦しまれている方は、薬の量が多くなります。この結果、副作用が出る方もおられます。出来ればご自身の力で良くしていくのが理想です。

そのため、薬に頼らない様にしていく事が必要です。食事の改善、睡眠の向上、生活習慣の見直しも必要です。一つ一つ丁寧に対処していくことが自律神経の疲れの改善には重要です。

当院では自律神経の疲れの原因を見つけ、施術を行い、改善を目指します。とてもつらい症状ですがどうぞあきらめないでください。

患者さんの声 自律神経失調症・パニック障害

10年ぐらい前に、パニック障害・自律神経失調症と診断を受け、心療内科から安定剤など、いろいろな薬を処方され、医師の指示通り長年、毎日服用してきました。正直、鍼やお灸がこんなに早く効果があるとは思っていなかったです。

兵庫県明石市 HAさん 33歳 男性 会社員

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10年ぐらい前に、パニック障害・自律神経失調症と診断を受け、心療内科から安定剤など、いろいろな薬を処方され、医師の指示通り長年、毎日服用してきました。

しかし、不安感や体調の悪さは、なかなか改善されず、何度も医師に相談しましたが、薬を増やされる一方で、「長い目で治していきましょう」と言われ続け、10年近く服用してきました。

いつになれば元気な時の自分に戻れるのだろう。
いつになったら薬をやめることができるのだろう。

もうこのまま体調の悪いまま薬を服用し続けていかなければいけないのかとあきらめかけていた時に、ネットで横幕鍼灸院さんが目にとまりました。他ではない何かすごいものを感じ、もうこれが最後だ、ここしかないと強く思い、すぐに予約の電話をさせて頂きました。

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初診予約の電話をさせて頂いた時の対応もとても気持ちが良かったです。それから初診当日は、横幕先生、小澤先生がとても詳しく、親切に説明を頂き、他の病院ではありえないくらい良く話を聞いてくださりました。

その時、横幕先生から必ず良くなります。絶対に治しましょうね。薬も少しずつ減らしていき、薬もやめましょうねと言ってくださり、とても前向きになりました。

そして、治療3回目ぐらいから、身体の変化が感じるようになって行きました。不安感も少なくなり、とても冷たかった足も冷たく感じなくなり、目もスッキリとしていることに気づきました。

横幕先生、いつも本当に熱心でいい治療をしてくださり、ありがとうございました。正直、鍼やお灸がこんなに早く効果があるとは思っていなかったです。これからは、薬をやめる事、もっともっと元気になる事を目標に、先生方にお助けをいただきながら頑張っていきます。

なんでもわかってもらえる本当にいい先生方に出会うことができました。横幕先生、そしてスタッフの方々に、本当に感謝、感謝です。これからもどうぞ宜しくお願い致します。

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

患者さんの声 胸が苦しい・息苦しい・呼吸困難

その日は会議があり、自分の順番が近づくにつれて何か胸さわぎが感じられ、発表の際喋っていても喉が詰まる感じがして喋りにくく、発汗や動悸がする症状が現れました。

大阪府枚方市 KHさん 31歳 男性 会社員

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最初の症状が出始めたのは1年前(平成25年10月)頃でした。いつものように仕事に行きました。その日は会議があり、自分の順番が近づくにつれて何か胸さわぎが感じられ、いつもと違う感じがしていて、発表の際喋っていても喉が詰まる感じがして喋りにくく、発汗や動悸がする症状が現れました。それが最初の症状でした。

それからというもの、いつもと違い朝起きても目覚めが悪くすっきりしない日々が続き、仕事に対する意欲も下がり、悩ましい日々が続きました。

嫁の方も、私が症状を感じられた2ヵ月程前から、不明な症状に悩まされていました(食欲不振・めまい・吐き気・頭痛・だるさ など)。それからというもの、嫁は仕事を休みがちになり、とうとう長期休暇を取ることになりました。

二人して色々な病院(大学病院など)に行きましたが、症状が治まることはなく最終的に、「自律神経失調症」という診断が下りました。病院から出された症状に対する薬や、自律神経失調症の漢方薬など服用しましたが治らず、辛い日々が続く毎日でした。

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病院の先生から言われた「自律神経失調症」は、特に身体の何かが悪いという訳ではなく、神経の乱れが起こしている症状の為、入院や、周りが病名を聞いて心配するような病気ではなかったので、「気持ちの持ちよう」だとか言われ、周りとの人間関係にまで響くようになり、イライラする日々が増え、人と話すのも嫌になり、仕事を辞めようかと考えることもありました。

ですが、家庭があり、急な退社や長期休暇を取れる状況でもありませんでしたので、とりあえず無理を言って、一週間休むことにしました。一週間休みを頂きましたが、やはり症状は変わらず、どうしたらいいのか、自分達もよく分からなくなり他の病院を探す事にしました。

とうとう待ちに待った初診日。期待と不安が入り混じる中、診察が始まりました。最初に、私が悩みに悩んだ症状を、先生はやさしく聞いてくれました。それで一言、「絶対に治りますから安心して下さい」。それを聞いて一気に肩の荷が軽くなりました。治療を進めていくうちに、みるみる変化が現れ、びっくりしました。

まずは、朝の目覚めが良くなり、仕事に行くのが楽な気持ちになりました。今まではやる気が出なくて、休みの日も何をするでもなく家にこもりっぱなしだったのが、嫁の方も体調が良くなり、今では二人で外に出かけることが多くなりました。他の症状も、今では殆ど出なくなり、快適な生活を取り戻せた感じです。

今でも通院させて頂いていますが、先生のお言葉から「まだまだ良くなりますから頑張っていきましょう」と、「再発しないところまでもっていきますから」と言われて本当に心強い限りです。

今でも嫁と二人して治療日が楽しみで仕方ありません。いつもやさしく笑顔で迎え受けてくれる受付のお姉さん。行くだけで楽な気持ちにさせてもらいました。お姉さんも勧めてくれた漢方酵素を飲んでからは、さらに身体がよくなり、今では二人して飲まずにいられない状態です。ありがとうございました。

横幕先生は私達にとって希望でした。今では神みたいな存在です。いつもやさしく話を聞いて頂き、小さな事も相談しやすかったです。まだ治療中ですが、これからも嫁と二人、宜しくお願い致します。

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

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