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文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年2月19日

高血圧

高血圧の症状・原因について

高血圧とは、血圧の高い状態が続くことを言います。自律神経の交感神経が過度に緊張することで、血管が狭くなり、高血圧になることがあります。

血圧とは、血管の中を血液が流れる際に、血管の壁にかかる圧力のことです。血管が狭くなれば、当然壁にかかる圧力も高くなり、結果として高血圧になるのです。

健康な人の血圧は、収縮期血圧(心臓が縮んで血液を送り出したときの血圧。最大血圧)が140mmHg未満、拡張期血圧(心臓が拡張したときの血圧。最小血圧)が90mmHg未満です。このいずれかが上回っている状態が、高血圧と診断されます。

高血圧は、血管の壁に強い圧力がかかっているということですから、それを治療せずにいると、常に血管が傷めつけられることになります。

特に負担のかかりやすい場所が、脳、腎臓、目の網膜などです。それに、血液を送り出す際に負担がかかる心臓も、高血圧の合併症が現れやすい臓器です。それぞれ、脳梗塞、腎不全、眼底出血、心不全などを引き起こします。そうならないよう、高血圧と言われたら、血圧が高くならないように、いつも気をつけておく必要があります。

高血圧は、しっかりと対応することが改善には大切です。このページでは、高血圧を改善するために、高血圧の症状・原因について詳しく説明しております。

【目次】

  1. 高血圧とは?
  2. 高血圧の症状
  3. 高血圧の原因
  4. 高血圧の一般的な対応
  5. 高血圧に対する当院の方針
  6. 患者さんの声

1. 高血圧とは?

血管の中を血液が流れる時にかかる圧力、それが血圧です。血圧は、私たちの喜怒哀楽といった感情が揺らぐ瞬間、運動をしている時、気温の変化などでも簡単に変動します。しかし、どれくらい上昇あるいは下降しているか、感覚的に感じ取れるわけではありません。

そこで定期的に測定し、血圧が高すぎたり低すぎたりしないよう管理する必要があります。安静にしている状態で、測定器を正しく装着して測ります。高血圧とは日常的に血圧が高いことで、さまざまな弊害をもたらします。

具体的な数値の上で、どこからが高血圧に該当するのでしょうか。血管が収縮した時の血圧(上と呼ぶ)が135mmHg以上、拡張時(下と呼ぶ)が85mmHg以上を、高血圧と定義しています。

ただし危険リスクの高い病気、例えば糖尿病や心臓病などを発症している場合は、上記より低い数値で線引きをするのが妥当です。個人の健康状態や生活習慣により、注意するべき高血圧の条件ラインは違います。加えてタバコを吸う人は、病気への警戒度はケタ違いで高まるため要注意です。

2. 高血圧の症状

高血圧そのものの症状はないのですが、高血圧がもたらす病気には恐ろしいものです。ひとつは、血管が硬くなる症状「動脈硬化」です。血管はいつまでも柔らかいのが理想ですが、劣化したゴム管のように硬くなると悪い影響が出てきます。

心臓の周辺や脳内にある重要な血管に動脈硬化がみられると、脳出血や脳梗塞、狭心症や心筋梗塞が起きやすくなります。血液が流れる圧が高ければ、それだけ血管には負担がかかることになります。内側にコブができて狭くなったり、うまく拡がらなかったりして血流も悪くなります。その結果、血管は破れやすくなるのです。

高血圧の症状が続くと、腎臓にも悪影響があります。腎臓は重要な働きをする臓器であり、血液中の老廃物をろ過して尿をつくりだします。高血圧が動脈硬化をもたらすと、腎臓も柔軟性がなくなり腎硬化症を発症、血液をろ過する機能が弱まるのです。症状が進行すれば腎不全につながります。

体内から毒素や老廃物が取り除けないとなると、人工透析に頼ることになります。定期的に病院に通い装置を使って血液から老廃物を取り除くのです。身体にかかる負担は大きく、生活にも支障が出てきます。

3. 高血圧の原因

なぜ高血圧になるのか。実は、医学的に原因が明確化できない場合が多いです。明らかに何らかの持病が起因しているケースが全体の1割程度。それ以外の約9割は、原因が特定できないのです。

考えられるのは、もともと高血圧になりやすい遺伝的要因を持っていること。後天的には、好ましくない生活習慣などがあげられます。

両親や祖父母、兄弟姉妹に高血圧の人がいる場合は、さらに気を遣う必要があります。高血圧になりにくい人より、可能性が高くなってしまうからです。

良くない生活習慣が原因となる場合は、見直しをすることで改善できます。まずは食事の内容。日本人は、とくに塩分の取り過ぎが警告されています。推奨されている塩分の目安は1日あたり6gまで。料理で使用する塩の分量が正味6gとは、たいていオーバーしていると考えられます。

梅干しや漬物、出来合いのお惣菜、食パン・調理パンなどの食品には、予想以上に塩分が含まれているのです。また外食は家庭での料理よりも味付けが濃く、その分を考慮して少な目に摂取するのが大切です。

肥満も高血圧の原因としてあげられます。一見、痩せているのに内臓脂肪を蓄えている、いわゆる「かくれ肥満」の人も要注意です。マーガリンなど質の悪い脂肪分や炭水化物ばかり摂ると、痩せにくくなり肥満体質が定着することになります。野菜やタンパク質中心の食生活に切り替えましょう。

タバコは、いずれにしても良くありません。先に述べましたが、高血圧と組み合わさることで動脈硬化を誘発し、糖尿病や心臓病の発症率が高まります。禁煙が絶体条件です。

4. 高血圧の一般的な対応

高血圧の対応は、まず、定期的に有酸素運動をする、食事の献立見直し、ストレスの原因となっている事を排除するなど、生活習慣の改善が中心となります。

高血圧は、自律神経の不調も大きく影響します。緊張状態に傾いているのです。高血圧は、自律神経のバランスを整える対応をすることで改善が見られます。

それでも結果が得られない場合は、お薬を併用します。高血圧が重症化していると、長期化します。

高血圧の改善には降圧剤が使われます。血管を拡張することで血流を良くし血圧を下げます。

これ以外にも心臓に作用する体内の水分量を調整する利尿薬などが適用されます。

高血圧は、心臓の対応だけでなく、自律神経の調整もとても重要な方法となります。正しく対応すればお薬を使わずに改善することも可能です。高血圧の薬を服薬中の方も、薬を手放せるようにしましょう。どうぞあきらめないでください。

5. 高血圧に対する当院の方針

高血圧の対応では、不快感を訴えている部位に問題がなく、原因不明ケースも多くあります。

当院では高血圧でお困りの方に対して、以下の方法で改善を目指しております。

1.自律神経のバランス改善

高血圧でお困りの方の多くは、交感神経が過剰に働いているケースが多いです。

交感神経が強くなると、身体の緊張が高くなります。このため、血管の収縮、心臓の拍動が多くなります。自律神経のバランスを整えることは、高血圧の改善にはとても重要です。

2.内蔵機能の改善

高血圧の状態が続きますと、内蔵機能への負担がかかることが多くあります。特に、心臓・肝臓・腎臓・目などの毛細血管が多く集まる器官に注意が必要です。

内臓器官の血流を整えるツボに鍼灸施術を行うことにより、各器官の状態を整えて、高血圧による身体の負担を改善します。

3.免疫力の改善

高血圧の方は、身体に徐々に負担がかかっていきます。このため、免疫力の低下が起こり、他の病気を引き起こす可能性があります。また、高血圧と免疫力低下を繰り返す悪循環になりやすいです。

高血圧の方はお薬をお飲みの方も多く、できる限りお薬を減らしていきたいです。このため、ご自身の免疫力を上げることは高血圧の改善にはとても重要となります。

高血圧は知らない間に身体を苦しめます。他の病気を引き起こす可能性があります。体質改善を行いながら、高血圧の改善を行いたいものです。どうぞあきらめないでください。

患者さんの声 高血圧・自律神経失調症

「突然顔がほてって暑くなり、汗が大量に出てとまらない」という現象が頻繁に起こるようになりました。薬がまた増え・・・さらに薬の副作用も少し出はじめて、「このままでは治らない」と思い、インターネットでこちらの鍼灸院を見つけてすぐに予約をさせてもらいました。

兵庫県神戸市垂水区 Kさん 39歳 女性 公務員

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ある日、自宅でシャワーをあびていて、突然わけもわからずその場にいられなくなり、浴室をとび出しました。

何だったのだろうと不思議に思っていましたが、そのまま放っておいたら、数日後から「突然顔がほてって暑くなり、汗が大量に出てとまらない」という現象が頻繁に起こるようになりました。

パニック障害かと思い心療内科を受診して薬ももらったのですが、良くなったのかどうか分からず、その後食欲不振、不安感が出て何もしたくなくなり、笑うのもしんどくなるほどでした。

そのことを心療内科で話すと薬がまた増え・・・さらに薬の副作用も少し出はじめて、「このままでは治らない」と思い、インターネットでこちらの鍼灸院を見つけてすぐに予約をさせてもらいました。

「何をしても治らないのかも・・・心の病気かな・・・」と半分諦めの気持ちと「何とか治して元の自分に戻りたい」という焦りと期待とで複雑な気持ちで、身体を診て頂きました。

優しくじっくり話を聞いて下さり、顔をほんの少し触っただけで「しんどかったですね・・・大丈夫ですよ。絶対に治ります。精神的なものでは決してないですからね」と力強く言って下さり、その言葉で不安な気持ちもなくなりました。

はじめのうちは2~3日に1度通わせて頂きました。調子が良くなったり停滞したりをくり返していましたが、通うたびに「絶対に治りますよ。少しずつ調子があがっていくものですからね」と励ましていただき、安心して通う

▲クリックで拡大します

ことができました。10回ほど通ったあたりから、体調も安定してきたように思います。初めて診てもらった時に、自分の鼻やのどが弱いこと、鼻炎アレルギー、乗りものに酔いやすいことをズバリ当てられたので驚きました。

そして私の今起こっている症状の詳しい説明をして下さりました。「自律神経が、三半規管が弱っていることから乱れているだけだから必ず治る」「決して精神的なものではない」「完治してもう出ないようになる」「自律神経失調症でもない」と通うたびにいろいろ教えて頂けて、通うたびに元気をもらって帰ることができました。

横幕鍼灸院さんに出会えなかったらどうなっていただろうと思います。あれだけ毎日飲んでいた薬もやめることができました。先生方やスタッフの方が本当に優しくて、とても親切に接して下さり、私の大好きな場所になりました。

今は家族で旅行に行くこともできるようになりました。本当に感謝の気持ちで一杯です。毎日生きていることが本当にしんどい、と思っていた日々から救って下さった恩人です。今も2週間に1度通わせてもらっています。先生方やスタッフの方に会えることが嬉しいです。本当に本当にありがとうございました。

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

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