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文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年2月25日

慢性疲労症候群

慢性疲労症候群の症状・原因について

慢性疲労症候群(CFS)とは、極度の疲労感が長期間続く病気です。2050代での発症が多く、男性より女性の方の割合が高いと言われています。 

慢性疲労症候群になってしまう原因は不明ですが、突然発症する場合と徐々に悪化していく場合の2つのパターンがあります。 

慢性疲労症候群の主な症状は、強い疲労感です。しかしその他にも、頭痛・腹痛・不眠・不安感など、それらの症状は「こころ」と「からだ」の両方で多岐にわたります。 

慢性疲労症候群はいろいろな科を受診しても、何の病気であるかわからないということが多々あります。その場合、他の病気の可能性を否定する除外診断を行い慢性疲労症候群にたどりつきます。 

慢性疲労症候群を改善するためには、慢性疲労症候群の症状・原因について知ることが大切です。このページでは、慢性疲労症候群の症状・原因について詳しく説明しております。  

【目次】

  1. 慢性疲労症候群とは?
  2. 慢性疲労症候群の症状
  3. 慢性疲労症候群の原因
  4. 慢性疲労症候群の一般的な対応
  5. 慢性疲労症候群に対する当院の方針
  6. 患者さんの声

1.慢性疲労症候群とは?

慢性疲労症候群とは、原因がわからない疲労感が長期間(6ヶ月以上)続く病気です。風邪のような症状(発熱・喉の痛みなど)から発症する事が多いと言われています。 

「慢性疲労」という言葉から、慢性疲労症候群は「慢性疲労」の延長とイメージする方が多いのではないでしょうか?

同じ言葉が使われているため誤解されがちですが、「慢性疲労」と「慢性疲労症候群」は全く異なる疾患です。

  • 慢性疲労:自らの行動(仕事や家事)により、疲労が蓄積される
  • 慢性疲労症候群:ストレスなどがきっかけで脳が誤作動をおこし、その結果からだが疲労していく 

「慢性疲労」であれば、休息をとれば疲労感は回復するでしょう。しかし、「慢性疲労症候群」の場合は、休息をとっても疲労感は回復しづらいケースが多くあります。どちらも最初は軽い疲労感かもしれませんが、そのままにしておくとたどり着く未来はかなり違ったものになってしまうため注意が必要です。 

慢性疲労症候群の改善には、数ヶ月~数年かかるといわれています。すぐに良くならなくても、少しずつ前には進んでいます。

2.慢性疲労症候群の症状

慢性疲労症候群の症状は、程度により3段階(軽度・中度・重度)に分けられます。

重度の疲労感は、けだるいというものではありません。体を動かせなくなり、日常生活に支障をきたす場合もあります。 

慢性疲労症候群の主な症状は強い疲労感ですが、その他にも誰でも起きうる症状がたくさんあります。

複数の症状が生じていて、原因に心あたりがない場合は慢性疲労症候群を疑ってみましょう。 

1)長期間の強い疲労感

疲労の程度には個人差がありますが、寝返りが難しくなったり外出が困難になったりすることもあります。慢性疲労症候群の疲労感には、1日の遅い時間のほうが強く感じるという特徴があります。 

2)微熱

平熱より0.51.5℃くらい高い状態が半年以上続きます。解熱鎮痛剤が効きにくいという特徴があります。 

3)筋肉痛・関節痛

全身または特定の部位に、動くことができないくらいの強い痛みが現れます。 

4)不眠・過眠

自律神経の乱れにより、眠りの質が低下します。いくら寝ても疲れは取れません。 

5)精神障害

気分の落ち込みが続いたり、不安感が増したりします。 

6)その他の症状

頭痛・腹痛・悪寒・耳鳴り・頻尿・動悸・不整脈など。

3.慢性疲労症候群の原因

慢性疲労症候群の原因は、まだはっきりわかっていません。様々な研究を通じて、慢性疲労症候群の原因ではないか?と推測されているものに以下のような物が挙げられます。 

1)ストレス

  • 精神的ストレス:人間関係の悩みや不安感など
  • 身体的ストレス:過労やハードな運動など
  • 物理的ストレス:紫外線や騒音など
  • 化学的ストレス:化学物質や残留農薬など 

2)感染症

ウイルスや細菌などの感染が、慢性疲労症候群発症のきっかけになることが少なからずあります。 

3)遺伝

慢性疲労症候群でお困りの方は、家族にも慢性疲労症候群の方がいらっしゃることが多いと言われています。ストレスに対する物質の代謝に遺伝子が関わっているため、ストレスの感じ方が家族で似るのではないかと考えられています。

4.慢性疲労症候群の一般的な対応

慢性疲労症候群の対応は、残念ながら確立していません。そのため、対処療法的なお薬が中心となります。 

1)お薬

  • 漢方薬

免疫力を高める漢方薬は慢性疲労症候群でお困りの方の4割に有効と言われています。 

  • その他のお薬

慢性疲労症候群の症状は、多岐にわたります。痛みがある方には抗炎症剤を、不安が強い方には抗不安薬を、など症状を和らげるためにそれぞれに応じたお薬が処方されます。 

2)その他の対処法

  • 認知行動療法:慢性疲労症候群を悪化させる考え方や行動を変えていきます
  • 温熱療法:温灸や入浴などで血流をよくして、免疫力を高めます
  • 段階的運動療法:運動強度を少しずつ増やして、身体能力を高めます 

5. 慢性疲労症候群に対する当院の方針

当院では慢性疲労症候群を改善するために以下の施術を行っております。

自律神経のバランスの改善

慢性疲労症候群では自律神経のバランスが乱れることにより引き起こされます。特に交感神経が強い状態となりやすいです。複数のツボを利用して、副作用なく自律神経のバランスを整えます。

免疫力の改善

免疫力がしっかりすることにより、慢性疲労症候群の改善はしやすくなります。慢性疲労症候群でお困りの方は、何らかの影響により免疫力が落ちている可能性があります。原因を探して、免疫力の改善を行います。

小腸の改善

慢性疲労症候群の方は、内蔵機能が弱くなっているケースをよく見ます。特に、小腸の状態が弱くなり、栄養吸収が悪くなることがあります。

当院では、内蔵機能の改善を行い、生活習慣の見直しをしながら、慢性疲労症候群の改善を目指します。

慢性疲労症候群の方は、自律神経が乱れがちです。慢性疲労症候群は自律神経のバランスを整える事が改善には必要です。

日々の疲労感を軽く考えず、早めに対処していくことをされてください。慢性疲労症候群は、しっかりと対応することが大切です。悩みがちではありますが、どうぞあきらめないでください。

患者さんの声 慢性疲労症候群・自律神経失調症

体のしびれや、不眠の症状で病院に通い薬をもらっていました。しかし、調子は悪くなる一方で、ある日しびれとめまいで、朝起き上がるのも困難になりました。数回通院するうちに、しびれや不眠が少しずつ緩和され、十回程通った頃には、ほぼ症状が解消されました。

神奈川県横浜市 KKさん 20代 男性 公務員

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体のしびれや、不眠の症状で病院に通い薬をもらっていました。しかし、調子は悪くなる一方で、ある日しびれとめまいで、朝起き上がるのも困難になりました。その直後から、横幕鍼灸院に通いはじめました。

鍼灸が初めての私にとって不安がありましたが、スタッフの皆様の心遣いがあり、安心して治療を受けられました。数回通院するうちに、しびれや不眠が少しずつ緩和され、十回程通った頃には、ほぼ症状が解消されました。

 

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それからも、健康維持のために通っています。横幕鍼灸院の雰囲気はリラックスできますので、生活に欠かせません。

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

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