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文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2025年1月5日

非定型顔面痛とは

非定型顔面痛とは

非定型顔面痛とは、原因が明確に特定できない顔面部の痛みを言います。この痛みは、絶えず続くような性質を持つことが多く、不安感や無力感を伴うこともあります。

病院では特に問題がなく、原因がわからないと言われる方も多い症状です。

このページでは非定型顔面痛を改善したい方の為に、非定型顔面痛の原因・症状・対応について述べています。


【目次】

 

  1. 非定型顔面痛とは
  2. 非定型顔面痛の原因
  3. 非定型顔面痛の症状
  4. 非定型顔面痛の一般的な対応
  5. 非定型顔面痛に対する当院の方針
  6. 患者さんの声

1. 非定型顔面痛とは

非定型顔面痛とは顔面部に特定できない痛みを伴う症状をさします。皮膚科、内科、歯科医院、口腔外科でも原因が不明なケースが多いです。

鋭い痛みよりも、鈍痛、場所がわかりにくいような感覚が続きます。また、場所が移動することもあるのが特徴です。

レントゲンでも異常がなく、検査でも異常なく、原因がわからない場合も多々あります。

非定型顔面痛の診断は、共通の基準に基づくものではなく、対応方法の検討や改善率は個人差が大きいのが特徴です。

2. 非定型顔面痛の原因

非定型顔面痛の原因は明確にはされていませんが、考えられる原因として以下のような要因が挙げられます。

  1.  神経病理

    神経系の不具合や欠損、神経伝達の異常が関与している可能性があります。
     
  2.  心理的要因

    不安障害、抑うつ症状、自己否定感、または過去の心理的トラウマが影響している場合があります。
     
  3.  性格やストレス耐性

    性格的な特性やストレス耐性の低さが関連している可能性があります。
     
  4. 外的要因

    怪我や外科的処置後、歯の処置後の慢性的な痛みが誘因となることもあります。

3. 非定型顔面痛の症状

非定型顔面痛の症状は以下のような特徴があります。

  1.  持続的な痛み

    顔面部に一定または断続的に続く痛みがある。
     
  2.  痛みの局在が明確でない

    痛みが広範囲に広がり、特定の部位に限定されない。
     
  3.  痛みの性質が多様

    鈍痛、灼熱感、刺すような痛みなど、人によって異なる感覚を訴える。
     
  4. 他の症状を伴う場合がある

    頭痛、首の痛み、不眠、疲労感などの随伴症状が見られることもある。

4. 非定型顔面痛の一般的な対応

非定型顔面痛の対応は、原因が不明確であるため、多方面からの対応が求められます。以下に主な対応法を示します。

  1.  お薬による対応
    ・抗うつ薬や抗てんかん薬が痛みの緩和に用いられることがあります。
    ・痛みを軽減するための鎮痛剤も使われます。
     
  2.  心理対応

    ・認知行動療法(CBT)などの心理的アプローチが有効な場合があります。
    ・ストレス管理やリラクゼーション対応も行わることがあります。
     
  3.  物理対応

    マッサージや温熱対応、物理的な刺激を用いた対応法。
     
  4.  補完代替対応

     瞑想、アロマセラピー、鍼灸など、補完的な対応が症状緩和に役立つこともあります。
     
  5.  専門医による対応

    症状が重度の場合、ペインクリニックや神経内科での専門的な対応が必要になることがあります。

5. 非定型顔面痛に対する当院の方針

非定型顔面痛は自律神経のバランスの乱れが大きく関係します。自律神経のバランスの乱れにより、非定型顔面痛を感じやすい状態となります。自律神経のバランスの乱れ・疲れを改善することはとても重要です。

当院では、非定型顔面痛を改善するために、以下の対応を行います。

自律神経(交感神経の過敏状態)を改善

自律神経のバランスの乱れにより、交感神経が過敏な状態となります。

このため、ストレスの向上・免疫力の低下により、非定型顔面痛の症状がより強くなります。

まずは、自律神経のバランスの乱れを改善する鍼灸施術を行います。

自律神経失調症の改善

非定型顔面痛が続くことにより、不眠・動悸・不安・うつなど自律神経失調症の症状が出やすくなります。このため、さらに非定型顔面痛の症状が強くなる悪循環が起こります。
自律神経失調症の症状を改善することは、非定型顔面痛の改善につながります。

免疫力の向上

本来はご自身で治すべき力を免疫力と言います。非定型顔面痛でお悩みの方は免疫力が低下しがちです。

生活習慣の改善を合わせて行いながら、免疫力を改善することは非定型顔面痛の改善にはとても大切です。

当院の鍼灸施術は免疫力の向上が得意です。免疫力を向上させ、非定型顔面痛の改善を行います。

非定型顔面痛は病院では原因不明と言われることがとても多いです。しかしながら、原因を見つけ、しっかりと対応してあげることが改善には必要です。どうぞお一人でご不安にならず、あきらめないでください。

患者さんの声 非定型顔面痛・口腔内異常感症

原因不明の顔・歯の痛みで食べれない、どんどんやせていくので怖かったです。

MKさん 兵庫県神戸市 50歳代 女性 主婦

Q1.当院の鍼灸治療を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?

歯のいたみ(原因不明の)

Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?

食べれない、どんどんやせていくので恐かった... 旅行ができる~(2回キャンセルした)

Q3.実際に当院の鍼灸治療を受診してみて、どのように感じましたか?

週2での通院i1ヶ月で痛みどめ箪に... 2ヶ月で痛みどめを飲まなしてもよしなりました。 身体を強することの大切さを感じました。

Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。

感謝しかありません。

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