文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年2月18日
強迫性障害は、不安な気持ちがもとになって起こる精神疾患です。ふと浮かんだ不快な思考にとらわれ、頭から離れない状況に陥ります。
周りの方から見ると、「ばかばかしい」としか思えない類のことなのですが、強迫性障害はご本人には切実な問題です。
不安という情緒から発生していて、一度支配されてしまうと抜けだすことができず、仕方のないことばかりに思考をめぐらせてしまいます。
そのために、生活するうえで悪影響が出ることも多々あります。
強迫性障害を改善するためには、強迫性障害の症状・原因について知ることが大切です。このページでは、強迫性障害の症状・原因について詳しく説明しております。
【目次】
強迫性障害とは、無意味な考えを打ち消すことができずに、不安な状態が続く不安障害のひとつです。
常識で考えると、「そんなこと、あるわけない」と否定できるような妄想じみたものです。
強迫性障害の、よくある症状例として「コンロの火を消したかな?」「玄関のカギは閉めたかな?」と出先や電車・バスの中などで気になります。
不安でたまらず引き返してみると、きちんと火は消され施錠もされています。安心して出かけると、再び同じ考えが頭に浮かんでくるのです。
このような事を数回、繰り返せば「過剰に心配しすぎている」と思うでしょう。理屈では理解できても考えることを止められず、苦しい気持ちが続いていくのが強迫性障害の特徴です。
強迫性障害の症状には、複数のパターンがあります。例えば、意図せず人に危害を加えてしまうのではないか、といった衝動性に関する強迫観念です。
また、他人や公共のもの(電車のつり革など)が不潔に思えて触ることができず、触れてしまうと何度も手を洗わずにはいられない、という行為です。
ちょっとした出来事に固執して「なぜそうなったのか」と理由を追求し人に聴きまくる、自分の行いが正しかったか、あるいは完璧であったかが気になり、確認せずにはいられなくなる、作業などで何度も数えて計算しないと気が済まない、という行動も強迫性障害の症状のひとつです。
症状がひどくなると自身の確認だけでは不安で、家族や周囲の方にも確かめさせて巻き込むという傾向も出てきます。強迫性障害は発症すると回復と悪化を繰り返してしまい、慢性化しがちです。うつ病を併発する可能性も高くなりますので、身近な方の配慮や協力も必要です。
当院では以下の方針で強迫性障害の改善を目指します。
強迫性障害の場合、つらい症状が続くことにより、全身の緊張が生まれます。全身の緊張により、さらに症状がつらくなる悪循環が生まれます。
まずは全身の緊張を緩めるツボに鍼灸施術を行います。
自律神経のバランスが乱れ、交感神経が過敏な状態が続きますと強迫性障害の症状が強くなります。
当院では、副交感神経の状態を上げて、自律神経のバランスを戻すツボに鍼灸施術を行い、改善を目指します。
免疫力が落ちると症状の改善が遅くなります。特に原因がわかりにくい強迫性障害ではその傾向が強く感じます。
当院ではお薬を使うことなく、免疫力を改善して強迫性障害の症状の改善を目指していきます。
強迫性障害は不安が強いことから不安定で苦しい思いをされることが多くあります。また、強迫性障害は自律神経のバランスが乱れます。自律神経のバランスを整えることが強迫性障害の改善には重要です。どうぞあきらめないで頑張りましょう。
Q1.当院の鍼灸治療を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?
強迫性の症状あり
Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?
日常生活を送ることが大変だった。
Q3.実際に当院の鍼灸治療を受診してみて、どのように感じましたか?
食事の指導をしていただき、その通りに実践すると、身体がどんどんしっかりしていきました。
鍼灸治療をしたことにより、夜よく眠れるようにもなり、不安も減っていきました。数ヶ月たつと強迫性の症状がだいぶ良くなり、笑顔が増えました。
治療中、先生に悩みをたくさん聞いていただき、アドバイスもいただけたことが安心できました。
Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。
一番辛い時に寄り添い、丁寧に親身に治療していただきありがとうございました。
*個人の感想であり効果を保証するものではありません。
兵庫県高砂市 HSさん 40代 女性 会社員
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