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むずむず脚症候群

むずむず脚症候群の症状・原因について

むずむず脚症候群は、とてもつらい病気です。じっとしていると、ふくらはぎ辺りがむずむずしたり、ぴくぴくしたり、何かが這っているような感じがしたり、痛みを感じたりします。

症状のつらさのため、夜眠れなくなる不眠症状も引き起こします。とても大きな不安感を感じますので、精神的な負担を抱え、うつ症状を引き起こされる方もおられます。

むずむず脚症候群は、日常生活にも大きな支障をきたす病気です。むずむず脚症候群を治すためには、むずむず脚症候群について知る事が大切です。このページでは、むずむず脚症候群の原因・症状・治療について詳しくご説明させて頂きます。

【目次】

  1. むずむず脚症候群とは?
  2. むずむず脚症候群の症状
  3. むずむず脚症候群の原因
  4. むずむず脚症候群を治すためには自律神経の治療が必要です

1. むずむず脚症候群とは?

むずむず脚症候群は、その名の通り脚にむずむずとした不快感、異常感覚、痛みを感じる慢性的な病態であり、脚を動かしたくなる衝動にかられます。

日本人の有病率は約2〜5%とされており、決して発症率が低い疾患ではありません。一般的には、40歳以上の中高年に多いとされ、加齢とともに患者数も増加していきます。

少数ですが、小さな子供さんでも、むずむず脚症候群を発症することがあります。授業に集中できないなどの日常生活への支障をきたすこともあります。男女別で見ると、女性の方が男性よりも1.5倍ほど有病率が高くなるとされています。

むずむず脚症候群は、夜間の脚の不快感や、脚を動かしたいという衝動から、不眠とも非常に強い関係にあります。夜なかなか寝つけないことや、何度も目が覚めてしまうことから、睡眠の質が低下し、さらには不眠から日中の生活にまで支障をきたしてしまうことさえもあります。

2. むずむず脚症候群の症状

むずむず脚症候群の主な症状は、脚のむずむずとした不快感、異常感覚、痛みです。脚の不快感の訴えは、人によって様々です。しびれ、痛み、虫が這う感じ、ほてるなどの表現がなされます。

また、このようなむずむず脚症候群の異常感覚は脚の表面ではなく、内部に感じることがほとんどです。これらの不快感や、異常感覚は、じっとしている時に現れやすいという特徴があります。

そのため、反対に脚を動かしたり、さすったりする場合は歩き回ったりすることで症状が軽減します。また、じっとしている時でも、何かに集中している時には、むずむず脚症候群の症状が現れにくいとされています。

むずむず脚症候群の症状は特に、夕方から夜間にかけて出現しやすいのが特徴です。さらに、睡眠時に無意識のうちに、脚がピクピクと動く周期性四肢運動と呼ばれる症状が現れることもあります。睡眠時に不快感や異常感覚、周期性四肢運動が出現することから、むずむず脚症候群の症状は、中途覚醒や熟眠障害といった睡眠障害との関連も深い疾患です。

3. むずむず脚症候群の原因

むずむず脚症候群の起こる原因については未だ明らかになっていない部分が多いです。

現在では、むずむず脚症候群の原因として、脳内のドパミン神経機能の障害による可能性が考えられています。ドパミンは脳内の重要な神経伝達物質です。このドパミンの分泌、作用に異常が起こることで、脳への情報が間違って伝わり、脚の不快感や違和感、異常感覚として現れるのではないかと推測されています。

実際に、ドパミンの異常によって起こるパーキンソン病の患者に、むずむず脚症候群の症状が出やすいことも知られています。また、ドパミンを作るのに必要である鉄分の不足によってもむずむず脚症候群は生じやすいとされています。加えまして、むずむず脚症候群の症状が同じ家系内で出現しやすいことから、遺伝による影響についても研究がなされています。

また、むずむず脚症候群の原因として、薬の副作用によって起こる場合もありますので、注意が必要です。

むずむず脚症候群の原因は、特発性(一次性)のものと、二次性のものにわけることができます。特発性とはその発症原因が未だ明らかになっていないものであり、二次性とはパーキンソン病や鉄欠乏性貧血、慢性腎不全などの他の疾患によって引き起こされるものを指しています。

4. むずむず脚症候群を治すためには自律神経の治療が必要です

むずむず脚症候群は、脚の異常感覚や不快感から、まず皮膚科や整形外科を受診してしまうことも少なくありません。

しかし、むずむず脚症候群の実態は脳の異常からきている症状であるため、治療は神経内科が主となることが一般的です。また、不眠との関連が強いことから、不眠症を扱っている医院や睡眠外来で指摘されることもあります。

むずむず脚症候群の治療については、薬物療法によって症状が治まる場合が多いとされています。特に、脳内のドパミン神経機能を改善する治療薬が効果的です。

また、二次性のむずむず脚症候群であれば、パーキンソン病や鉄欠乏性貧血、慢性腎不全といった原因疾患に対する治療によっても、症状が治まります。

さらに、むずむず脚症候群の症状が、軽症であれば薬を使うことなく、日常生活の改善によっても症状が軽減することがあります。具体的には、症状の悪化とも関連があるとされるカフェインやアルコール、煙草を控えることや、脚のマッサージやストレッチ、適度な運動などが効果的です。また、鉄分の摂取も良いとされています。

自律神経の不調により、むずむず脚症候群が起こる場合もあります。大きなストレスなどで自律神経のバランスが乱れ、交感神経が過敏になる事により、むずむず脚症候群の症状が強くなります。この場合、自律神経失調症の症状を引き起こす場合が多く見られます。むずむず脚症候群の改善には、自律神経の治療も有効です。

むずむず脚症候群は、薬が効きづらく、原因不明と言われる場合も多い病気です。しかしながら、原因を見つけ、しっかりと治療をすれば改善する病気です。どうぞあきらめないでください。

 

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